椅子にすわってなにをする!
人は何かをする為に座ります。
建築家で家具のデザイナーでもあるコルビジェは、「講義をするときには高い腰掛けに活動的に。談笑するときには肘掛け椅子に礼儀正しく。くつろぐときには低い椅子にゆったり。そして脚を上げて座れば完全なるなる休息が得られる」と言っています。
椅子はまず高さで分類します。
そして基本的に座面の面積は高さに反比例すると言われます。
椅子の種類
・スツール・・・背もたれがないものが多くちょっと腰掛用で高さは650mm・座面の面積0.12㎡
・ダイニング・チェア・・・一般的な椅子で高さは420mm・座面の面積0.22㎡
・ラウンジ・チェア・・・腰を落として長時間座るのに楽なタイプ高さは300mm・座面の面積0.32㎡
・ラウンジ・チェア+オットマン・・・足をあげておくとリラックス効果があり高さは250mm・座面の面積0.42㎡
高さと座面の面積は一般的数値を参考にしましたが、やはり座面の面積は高さに反比例していました。
人間工学では、椅子とは座った姿勢を無理の無い姿勢に戻す補助具だと言われています。
椅子の掛け心地を左右する主要な因子は、
1.寸法・角度
2.体圧分布
3.クッション性
椅子にはさまざまな効果があるので、活動にふさわしいものを選びたいものです。
船橋市で活動する、(株)空設計の河野でした。